DIY塗装：準備編

「塗装をしたいけど、何から始めたらいいかわからない！」
とりあえずホームセンターに足を運んだけど、塗装道具や塗料がズラーっと並んでいて、
「何を買ったらいいのだろう？」といったご経験はありませんか？

そんな方のために、最低限必要な塗料道具をご紹介します！

《塗装道具1：刷毛》
塗装と言えば必ず必要なものが「刷毛」です！
今はローラーもホームセンターで買えるほどポピュラーな塗装道具もありますが、
塗装したい箇所や角などローラーで塗りづらい箇所が必ずできてきます。
そんな時に必要な塗装道具であり、塗料にあった刷毛を用意します。
刷毛は大きく分けると水性用と油性用があり、塗料に合った刷毛をご準備してください。
前回の『DIY塗料の基本1《水性塗料と油性塗料の違い》』では水性塗料をオススメしていましたので、水性塗料用のご準備をしてみてください。
また、刷毛はサイズもありホームセンターなどで、使用頻度の高い30mm、50mm、70mmの刷毛がセットになっているものもありますので、こちらを購入しておけば用途によって使い分けが可能になります。

《塗装道具2：ローラー》
ローラーは塗装道具では必須アイテムです。
初心者が広い面を刷毛で塗装してしまうとムラができてしまうことが多々ありますが、
ローラーであれば広い面をムラなく一気に塗り上げることができます。
ローラーにも様々な種類があります。
サイズは一般的な4～6インチ。広い面の塗装向けが7～9インチとなっています。
ご自分が塗装したい箇所や物によってサイズを選んでみてください。
またローラは毛の長さも違い、長毛、中毛、短毛とあります。
基本的には長毛と短毛の良いところをそれぞれ持ち合わせているオールマイティーな中毛タイプを選んでおけば問題ありません。

《塗装道具3：バケット・バケットネット》
バケットなんて必要？と思う方が多いと思いますが、ローラーを塗料缶に直接入れることはできませんし、バケットネットがあれば、ローラーに多量についた塗料も調整することができます。
ローラーと同じくらい重要なバケットも用意してみてください！

《塗装道具4：バケットカバー》
バケットカバーがあればバケットを綺麗に保つことが可能ですし、色を塗り替えた時もバケットカバーを替えるだけで塗料の色も変更できます。
こちらは安価なものになるので、複数枚用意しておいてストックしておくと良いです。

《塗装道具5：マスキングテープ・養生シート》
塗装が綺麗に仕上がる様子は養生がすべてと言っても過言ではないほど重要です。
プロでも時間をかけてしっかり養生をして、塗りたくない部分を保護します。
養生のほどんとどがこの2つの養生道具を使うので、まずはマスキングテープと養生シートを準備してみてください。

DIY塗装を行う上で最低限必要になる塗装道具をご紹介いたしました。
この他にもあったら便利な軍手や脚立など多々ありますが、上記の5つは必ず用意してからDIY塗装をしてほしい道具です。
どれもホームセンターで買える道具なので、塗装をしてみようと思ったらお近くのホームセンターにお出かけしてみてください！